インクジェットマーカー
圧縮エアーを噴射することでインクを霧状にして対象物にインクを円状に塗布します。
密閉構造になっており乾燥によるインクの固着が生じにくく、圧縮エアーとインクを混合させる塗布方式であるため、乾燥時間が早くなります。
表面のマーキングだけでなく、スリット後の鋼板側面エッジ部分にもマーキングできます。
ノズルタイプ
下図のように印字したいサイズや用途により、2種類のノズルが選べます。
速乾型は標準のラウンドノズルを使います。
丸または線引き用
ラウンドノズル(標準)
ノズル中央からマテリアル(ペイント、インク)が吐出され、
その周り全体からスプレーエアを出す事で霧化されたマテリアルが円形に放出されます。
ドット状のマーキングや線引きが可能です。
幅の広い範囲をマーキング
フラットノズル
ノズル中央からマテリアル(ペイント、インク)が吐出され、
ノズル先端の向かい合った角からスプレーエアを内側に出す事で、マテリアルが楕円状に放出されます。
楕円状のマーキングや幅の広いマーキングが可能です。
事例
対象物の表面マーキングだけではなく、スリット後の鋼板隙間への側面エッジマーキングできます。
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表面マーキング①
(ワンポイント噴射) -
表面マーキング②
(連続噴射) -
側面マーキング
(連続噴射)
設置応用例(手動の場合)
※検査器と連動も可能です。
①目視検査ラインでの手動信号マーキング(検査材の中央1点へのマーキング)
図のような目視検査ラインにおいて、検査員の手動押しボタンスイッチを押すことでマーキングできます。
※ボタンを押している間、マーキングし続けます。