Sheet Counter 枚数カウンター
目視計数の“常識”に、
変革を。
シート材の枚数管理は、目視や重量測定が主流です。
以前は、1枚程度多く出荷してもクレームにはならないこともありました。
しかし、近年では「依頼された枚数と同じ枚数を確実に納品すること」が求められるようになり、従来の目視作業ではその精度を維持することが難しくなっています。
そのような課題を解決するのが、「枚数カウンター」です!
「誰でも」「1人で」「簡単に」使用でき、ボタンを押すと3秒で計数が完了します。
業界を問わず、枚数管理にお困りの多くの企業様にご利用いただいています。
ぜひ、枚数カウンターで新しい「常識」を実感してみてください!

製品について
(01) 製品一覧(一部)
積み重なったシート材製品をカメラで撮影し画像処理によって枚数を表示します。
シート材に接触又は、(※)非接触にて迅速かつ正確に枚数確認が可能です。
板厚の事前入力は不要で、誰が行っても同じ精度で計数作業が行える環境を実現しました。
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板厚
お取扱い製品の板厚に応じて調整可能ですので、ご相談ください。
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最大積高さ
520mm(カスタマイズ可能)
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性能
バッテリー式、コード式選択可能
(※)材質によって離せる距離が異なりますので、詳細についてはご相談ください。
(02) カスタマイズ一例
お客様毎の運用に沿った、
ソフトのカスタマイズが
可能です。
合否判定機能
計数対象となる製品の実枚数を、事前に枚数カウンターへ入力・受け渡しを行います。この設定枚数は、製品の種類や作業内容に応じて、任意に変更・調整することが可能です。
実際の計数作業が完了すると、枚数カウンターに記録された実際の計数結果と、事前に設定された枚数とが自動的に照合されます。
その照合結果に基づいて、計数結果の合否が判定されます。
判定結果は、作業者に分かりやすく伝わるよう、アプリ画面上に「○(合格)」または「×(不合格)」の記号で表示されるほか、ブザー音によって音声でも通知されます。
これにより、作業者はその場で判定結果を即座に確認することができ、次の工程への移行もスムーズに行うことが可能となります。
履歴管理
本システムでは、計数作業に先立ち、製品名や型式などの必要情報を事前に登録することができます。
情報の受け渡し方法は、以下の2通りから選択可能です。
①手動入力方式ユーザーが製品番号や関連情報を直接入力し
計数履歴に紐づけます。必要な情報を柔軟に入力できる
ため、特別な製品や管理対象にも対応可能です。
②自動入力方式(機械入力)QRコードやバーコードを専用
リーダーで読み取ることで、製品情報を自動で取り込みます。
作業効率を大幅に向上させ、入力ミスの防止にもつながります。
登録された情報は、計数ごとに自動生成される「計数履歴」とともに、日付データと併せて保存されます。
これにより、「いつ」「誰が」「どの製品を」計数したかといった情報を、履歴画面から簡単に確認・管理することが可能です。

(03) 対象材料
対応実績のある素材例
- 鉄系素材
- 冷延鋼板、ステンレス等
- 非鉄金属
- アルミニウム、チタン等
- 自動車部品
- 車体成形品、プレス部品
- 炭素材
- 耐火シート、黒鉛系素材
- マイカ材
- 絶縁シート
- 建材
- 住宅用壁材、表面処理材
課題調査
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(01) 目視検査での問題点調査
目視計数は簡易的で導入コストが低い一方で、ミスが発生しやすく、作業の信頼性に欠けるという課題があります。
そのため、どの作業者でも同じ「精度」「速度」「結果」を維持できることが求められています。 -
(02) 作業別の問題点調査
生産工程では、センサーを使った枚数確認の自動化が進んでいる一方、他のセクションでは依然として目視による計数が主流となっています。
各セクションにおける枚数管理の自動化や工数削減が、今後の重要な課題となっています。
(03) 導入後の声
- 誤出荷
改善 -
年間の誤出荷件数を
初めてゼロにすることができました! - 工数削減
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棚卸の作業工数を、
従来の1/3にまで削減することができました! - 現場改善
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計数作業時間を削減できたことで、
作業者の多様化を進めることができました! - クレーム防止
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枚数カウンターのエビデンス(履歴・画像)を
活用しお客様へ説明が出来ました!